04年9月21日
体組成とは、私たちの体を構成する組織のことです。具体的には体脂肪や筋肉、骨、水分などです。体組成の状態をチェックすることで効果的な健康管理ができます。
A 肥満かどうかを判定し、病気にかかる危険度を認識できます。
体脂肪が正常以上に増えてしまった状態が「肥満」です。肥満は、各種の生活習慣病の発症に強く影響し、その結果、健康障害(心臓病や脳卒中など)を起こしますので要注意です。体脂肪を測ることで肥満かどうかの判定をし、健康上注意すべきポイントを認識できます。肥満には、腹腔内脂肪が多い「内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)」と、皮膚のすぐ下に脂肪が付く「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)」の2つのタイプがあります。
A 生活習慣病を起こしやすい性質を持つ脂肪です。
内臓脂肪は腹腔内の内臓のすき間に付く脂肪で、皮下脂肪よりも生活習慣病の起因となりやすいものです。そのため、内臓脂肪の状態をチェックすることは、生活習慣病を予防する上で大切な目安となります。
A 体を動かす、姿勢を保つ、エネルギーを消費するなどの役割があります。
私たちの体は約4000の筋肉(骨格)で構成されていて、これらが協調して収縮することで体を動かすことができます。普段意識していませんが、姿勢を保ったり心臓を動かすのも筋肉の働きで、食事によって体内に摂り入れたエネルギーを消費するという役割を担っています。つまり生命を維持したり、運動するのに無くてはならない組織と言えます。
A 脂肪が燃えやすい体か燃えにくい体か分かります。
基礎代謝とは、生きていくために最低限必要なエネルギーのこと。通常、1日の総消費エネルギー量のうち約70%を占めます。基礎代謝量の多い人は脂肪が燃えやすい体、少ない人は脂肪が燃えにくい体と言われます。基礎代謝は筋肉を中心に消費されますから、基礎代謝量も筋肉量によって決まります。同じ体重でも体脂肪率が低く筋肉量の多い方が基礎代謝は高くなります。
A 体を支える、内臓や脳を保護する、カルシウムを蓄えるなどの役割があります。
骨は芯棒として体を支えたり、内臓や脳を保護する役割があります。また、人が生きていく上で欠かせないミネラル、カルシウムを蓄えておく「カルシウム銀行」としての働きもあります。
骨全体に含まれるカルシウムなどの量を「骨量」と言います。骨は体とともに成長し、20歳頃に最大の骨量となります。その後、加齢とともに徐々に減少していきます。
骨を丈夫にするためには、食事(牛乳、小魚など)で十分なカルシウムを摂ることが大切です。ビタミンDや豆腐や納豆などの大豆製品と一緒に摂ると、カルシウムの吸収率がより高まります。加工食品はカルシウムの吸収を妨げるものもあるので控えましょう。
カルシウムを骨に取り込ませるためには、適度な運動をして骨に負荷をかけることも必要です。ビタミンDを体内で作る働きを促すのが日光浴。無理なダイエットは骨量の低下を招くので避けましょう。
ぜひ所沢診療所で体組成計を実体験してください。健診の結果と体組成計の結果を活用して、いきいき健康づくりを始めましょう!
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